「反エグザイル地下抵抗組織」実態報告

ついにエグザイルが増殖をはじめ、“侍ジャパン”こと野球日本代表まで取り込みつつある昨今、特に情報収集能力の高いブロガーの中から彼らの動向に危機感を募らせる者が出てくるのも当然のことだろう。

一部専門家からは2038年までに世界はエグザイルによって支配されるという恐るべき予測データも提出されているが、MAX松浦の周到なメディアコントロールにより一般メディアではこのような危機が報道されることはなく、対策は全く進んでいないのが現状である。

しかし、エグザイルが増殖をはじめる以前より彼らの危険性にいち早く気づき、地下深く抵抗活動を続けている人々がいることはあまり知られていない。

このエントリはそれら地下抵抗組織の実態を、筆者の知る限りの情報を基に報告するものである。


現在、日本において最も有力な抵抗組織は下記の組織である。


http://www3.alpha-net.ne.jp/users/poipoi/index/top.html

リーダーは不破大輔。60人〜70人規模の組織とされるが、作戦行動の度にメンバーが大幅に入れ替わるなど流動的で、その実態は明らかにされていない(リーダーの不破ですら人員を把握していない、という噂もある)。これは、万が一メンバーの一部がエグザイルに侵食されてしまっても、対象を迅速に排除することで被害を最小限に留め、かつ組織としての活動は滞りなく行える体制を整えることを目的としていると思われる。



不破大輔。その表情は反エグザイルの意思に溢れている。


彼らは毛沢東の農村ゲリラ理論からカルロス・マリゲーラの都市ゲリラ理論、さらにEZLNに代表される近代ゲリラ理論を統合した独自戦術「古臭す(Fluxus)」を採用しており、不定形の作戦部隊により「潜伏→集合→離散」を繰り返す反復行動を得意としている。



特殊訓練を積んだベテラン兵士。一騎当千の猛者ばかりである。


この戦術にはまった対象は「ジャズがいつの間にか民謡になっていた」「モッシュしていたはずが気がついたら盆踊りをしていた」「延々と同じフレーズが聞こえてくる」「女性ダンサーが見たいのに白塗りのおっさんが邪魔をする」などの大きな混乱に巻き込まれ、エグザイルが最も得意とする統一したダンス・パフォーマンスが行えなくなってしまう。



エグザイルの意図を察知し女性ダンサーを防御する兵士。その行動は迅速かつ的確。


その混乱の隙を突いて身柄を拘束、ステージに仕掛けられた大掛かりな舞台装置により物理的に排除するのが彼らの基本戦術である。特に彼らが保持する対エグザイル用移動要塞「天幕渋さ」の威力は絶大で、一度に100人規模のエグザイルを排除することも可能とされている。



この舞台の各所に対エグザイル用特殊兵器が格納されている。


彼らは結成直後から度重なる実戦訓練を行っており、その実力は正規軍一個師団に匹敵するとまで言われている。また、海外の抵抗組織との結びつきも強く、頻繁に渡航し新たな抵抗ネットワークの構築に尽力している。



世界最大規模の訓練キャンプに招待された時の様子。2002年。


また、上記のような訓練キャンプは世界中で行われており、もちろんここ日本でも実施されている。日本で最大の訓練キャンプは新潟県湯沢町にて毎年7月最終週の金曜日から3日間に渡り開催されるものである。



訓練キャンプ見取り図。かなりの規模であることがわかる。


この訓練キャンプは複数のステージに分かれており、キャンプの奥に進むほどステージの難度が高くなるように設計されていて、訓練を開始したばかりの新兵から幾多の修羅場を乗り越えた古参兵、また特殊部隊の兵士など、あらゆる領域の人員を対照とした訓練が一括して行えるようになっている。



Battles(アメリカ)による近代戦術指南。実に見事な戦術理論である。


恐らく、この訓練キャンプを主催する人物こそ日本における反エグザイル活動の実質的な指導者であると考えられるが、“大将”というコードネームを除いては「いつもテンガロンハットを被っている」「ジープに乗っている」「酒好き」「人の意見を聞かない」などの周辺情報しか公開されておらず、EZLNのマルコス副司令官並にコンタクトが難しい人物であるとされている。

特に影武者を駆使した撹乱戦術は彼が最も得意とするものであり、英国の活動家モリッシー氏がキャンプへの参加を表明した際、エグザイル側のヒットマンが会場に紛れ込んでいることを事前に察知し急遽彼の影武者をステージに立たせ命を救った、という逸話は広く知られている。


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“大将”が用意した影武者。上記キャンプに登場した際は訓練中の兵士も大混乱に陥った。


尚、この訓練キャンプは今年も開催される予定である。


このように、反エグザイルのネットワークは確実に広がっているが、それでもエグザイルの増殖を抑えることができるかは疑問であり、更なる組織の強化はもちろん、政府の公的な支援は欠かすことができないものと思われる。

MAX松浦のメディアコントロールは隅々まで行き届いており、既存メディアでの情報流通の可能性は皆無に等しいが、しかしネット上には彼の支配は及んでいないため、比較的自由に情報交換が行えるであろう。

この間隙を突き、できる限りの情報を公開し、より多くの人々にエグザイルの危険性を周知させ反エグザイル抵抗組織への参加を促していくつもりである・・・と、どうやら誰か来たようだ。珍しく私に来客らしい。

では。反エグザイルの希望の灯が絶やされないことを祈る!


ネタ大元→一億総エグザイル化社会 - 【B面】犬にかぶらせろ!