エモーションやソウルが人を踊らすんじゃない。

俺ははっきり言うが、もっと人間が本気で歌ってるCDを買うべきなんだよ。じゃないとおかしい。プロの歌手が毎日どれだけ苦労してるか知ってるか? ボイトレ、筋トレ、喉や体調の管理、食事管理、書けばきりがない。大好きな酒、タバコも我慢して頑張ってる人もたくさんいるし、サラリーマンみたく安定した職じゃないから毎日不安と戦ってる。そういう方が心を込めて歌ってるCDを買わずに、機械の声を買う。ほんと死にたくなるね。どうしてあの機械の声を買うかね。わからない。世の中不思議だらけだ。

http://anond.hatelabo.jp/20090308152436

『エモーションやソウルが人を踊らすんじゃない。ストラクチャーこそが人を踊らす力を持っている。

そもそもソウルやエモーションとは、なんらかの身体機能の働きによって沸き上がってくるものであるはずだ。であるならば、それは一体どこの器官の、どんな働きなのか?脳か?心臓か?

一般に言われている“ソウルの起源”など、結局のところその正体はアフリカの精子に過ぎない。』

トーマス・ブリンクマン

『僕にとって“音楽”は単なる空気の振動、波に過ぎないんだ。

もし、人の感情を自由にコントロールすることのできるパターンが解析できるのなら、わざわざこんなまわりくどい方法は使わないよ。』

キット・クレイトン


音楽に何を求めるかは個々の自由。しかし、個人の偏狭な価値観にそれを押し込めようとするのは“音楽とオーディエンス”双方にとって不幸以外の何者でもない。音楽は人の感覚を拡張し、新しい価値を生み出す力を持っている。


Thomas Brinkmann - B-day

Kit Clayton - Material Problem